この施設の求人情報
クリーンで開放的な施設、介護ICTの積極的な活用。 けれど、本当の魅力は、もっと別のところにある。
神奈川区羽沢町。横浜線、市営地下鉄、相鉄線など、さまざまな路線への便利なアクセスもありながら、閑静な町並みが広がっている地域です。
2005年に、社会福祉法人さくら会がこの町に「特別養護老人ホーム 羽沢の家」をオープンしました。そして、さらなる地域のニーズにこたえる形で、2018年4月に「羽沢の家二番館」がオープンすることとなったのです。
羽沢の家二番館は、明るくひろびろとしたエントランスと、廊下の大きな窓が特徴的です。そして、そこで働くスタッフたちもまた、のびのびとした笑顔にあふれていました。ここでは「眠りSCAN」(寝返りや呼吸、心拍などをセンサーで測定し、睡眠状態を把握するソフト)やiPadを用いた記録システムなど、オープン当初から介護ICTを積極的に活用しています。ですが、羽沢の家二番館の魅力はむしろ個々のスタッフが醸し出す、明るく爽やかな雰囲気にこそあるように思えます。
地域で愛されてきた法人の、新しい施設。そのオープンにあたり、社会福祉法人さくら会ではスタッフのほとんどを既存の施設からではなく、あえて新規で採用したメンバーを中心に揃えました。それは、「この町の、これからの介護のかたち」を考えていくうえで、大きなチャレンジでもあったのです。
経験豊富な先輩たちとの良好な人間関係が この仕事の楽しさにつながっています
森田 裕也さん
介護職員
入社2年目
羽沢の家二番館で介護スタッフとして勤務している森田さんは、2018年6月に介護職未経験でこちらに入職しました。ホームヘルパー2級の資格は持っていたのですが、介護職には就かず、しばらく飲食店でアルバイトをしたとのこと。その後、本腰を入れて就職先を決めるタイミングで、やはり資格を活かして働きたいと考えたのが、ここに入職を決めた理由だそうです。
森田さんが初めての介護経験を通して得た実感は、一般的な介護職に対するイメージとは少し異なっていたようです。
「一般的に介護職は、忙しいというイメージを持たれがちです。確かに夜勤のときなどは、自分ひとりで多くの業務をこなさなければならず、精神的な疲れを感じることもありますが、体力面での疲れはあまり感じません。休日も多く、プライベートの時間もきちんととれているので、働き方に関しての不満はないです」
先輩はいい人ばかりです、と語る森田さん。良好な人間関係が、この仕事を楽しいと感じる理由のひとつになっているそうです。
「経験豊富な先輩スタッフに仕事を教えてもらって、成長していけるのが楽しいんです。最初は利用者さんとのコミュニケーションの取り方もわからなかったのですが、今では『今日はどうだった?』『お風呂よかったね』と、気付いたときに声をかけられるようになりました。新人の方が入職してきたら、自分も先輩としてなにか教えてあげられるようになればいいと思っています」
「笑顔で感謝の気持ちを忘れず、相手の声を聞く」 入居者にも、スタッフにもその姿勢が大切。
白澤 寿子さん
介護職員/フロアリーダー
入社2年目
羽沢の家二番館に入職する前に、グループホームでの介護経験をお持ちの白澤さん。2018年4月のオープンと同時にここで働き始め、現在はリーダーとしてスタッフへの指導なども行っています。
「以前の仕事を退職してから、しばらく仕事をお休みしていました。別の仕事も考えましたが、どうしても介護職の楽しさが忘れられなかった。もちろん今でも簡単な仕事ではないと思っていますが、それ以上に、得られる喜びのほうが大きいと感じます。毎日利用者さんと接するのが、本当に楽しいんです。ここ(さくら会)の理念には『笑顔で感謝の気持ちを忘れず、お客様の声を聞く』という趣旨の内容がありますが、これは私の理想とする介護でもあるんです」
白澤さんが笑顔で接するのは、利用者に対してだけではありません。
「施設長をはじめとする上司の皆さんがフレンドリーなのは、ここの大きな特徴だと思います。私たちは利用者さんとコミュニケーションをとりながら、考えていることや、やりたいことを聞き出します。施設長も同じように、私たち職員の声を聞いてくれるんです。伝えたことがすぐに改善されるので、働きやすいですね」
常に笑顔をたやさず、きびきびと仕事をする白澤さんの様子を見ていると、職場の雰囲気のよさが伝わってきます。
「自分がどういうリーダーになりたいのかを、常に考えています。『白澤さんに話を聞いてもらいたい』と言ってもらえるようなリーダーを、これからも目指していきたいです」
しがらみのない状態で、ゼロからつくりあげてきた。 この文化だから、最高の介護をつくっていける。
新規採用されたメンバーたちは当然のことながら、業界経験も、経験した業態も違っていました。既存のスタッフがベースとなる基本理念だけを継承し、方針のほとんどは新しいスタッフたちが話し合って決めていったのです。ときには意見のわかれることもありました。そのたびに、皆で納得がいくまで話し、意見をすり合わせてきました。ですので、オープンから一年近くは試行錯誤の連続だったそうです。
ですが、現在はその甲斐あって基盤も固まり、「誰もが納得できる介護」の形が見えてきたといいます。全員で相談して決めてきたから、不満が起こりにくい。もしそれが上手くいかなくても、また話し合って変えていける。そういう自信と、築き上げてきた最高のチーム・コミュニケーションが、毎日の仕事を楽しいものにしている大きな要因でしょう。
そして、どんな些細なことでも提案しやすく、それを受け入れてくれる法人としての懐の広さもまた、羽沢の家二番館の強さではないでしょうか。
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取材でわかった!
羽沢の家二番館の魅力ポイント
地域に愛され続ける、 「羽沢の家」ブランド
社会福祉法人さくら会の創業者である前理事長、そして現理事長は、羽沢町の出身。生まれ育った町のおじいちゃん、おばあちゃんたちの生活を守っていきたいという思いから「羽沢の家」は生まれています。地域への思いがたっぷり詰まった福祉の姿勢は、町の人々に受け入れられ、愛されています。
新しい施設ならではの クリーンで働きやすい環境
見晴らしの良い高台に立つひろびろとした施設のたたずまいは、まるで美術館のよう。大きな窓からは横浜の町並みやスカイツリー、富士山などを望むことができ、のびのび働けます。ハード面だけでなくソフト面でも、最新のICT機器を取り入れてのケア環境が最初から行き渡っているなど、新しい施設ならではの働きやすさがあります。
最高の介護をめざして! 何でも話し合える文化
経験者・未経験者にかかわらず、自由に意見を出し合って改善していこうという雰囲気に満ちているのが羽沢の家二番館の最大の魅力でしょう。少なくとも、仕事や人間関係で不満を持つことはあまり無さそう。働くスタッフの笑顔は、入居者の方々の笑顔につながっているようです。
施設概要
施設種別 | 特別養護老人ホーム |
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施設所在地 | 〒221-0863 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1667−1 |
建物の構造・階層 | 鉄筋コンクリート造 3階建 |
開設年月日 | 平成30年4月1日 |
定員 | 100名(ショート10名) |
運営法人 | 社会福祉法人 さくら会 |